タマン・サリ地区からハヤム・ウルク通りをずっと南下していくと、ジャカルタのシンボル的な存在であるモナスへとたどり着ける。地図でそれを確認していた僕は黙々とハヤム・ウルク通りをマナスに向かって歩いていた。1月とはいえ、ジャカルタは結構暑い。歩いていると、汗かきの僕はすぐに汗だくになってしまう。このまま歩いていくと、モナスに辿り着く頃には元気も水分も体から抜け落ちてしまうに違いない。そう案じた僕は途中からローカルバスに乗ってモナスへと向かうことにしたのだった。まあ、よくよく考えるとハヤム・ウルク通りには立派なバスレーンが設けられていて、バスに乗るのは至極簡単だ。
ハヤム・ウルク通りの中央には川が小川が流れていて、その両岸がバス専用レーンになっている。横断歩道なんてないから、歩道からは陸橋を渡ってバス停にいくのだ。そんなバス停は立派でMRTなどの駅に見劣りしないものだった。道端に標識が立っているだけのヤンゴンのバス停やバンコクのバス停とはかなり趣が異なっている。料金もバスの中でなく、バス停で支払うようになっていて、電車のようだ。
プラットホームのような空間でバスが来るのを待つ。知らない町でローカルバスの乗るときは、どのバスに乗ればいいのか確信が持てないことが多いのだが、ジャカルタの中心部を走るバスは安心だ。ちゃんとバス停の中に係員の人がいて、聞けば丁寧に教えてくれるのだ。この写真でいうと、左に写っている男性二人が係の人だ。
2020年7月 町角 インドネシア | |
バス停 ジャカルタ 乗客 |
No
11595
撮影年月
2020年1月
投稿日
2020年07月08日
更新日
2023年09月02日
撮影場所
ジャカルタ / インドネシア
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF