ヤンゴン中央駅の近くにある路地を歩き回っていた。家が密集していて、その間に細い路地が迷路のように張り巡らされていた。ヤンゴン中心部がどんどん再開発されているのとは対照的に、ここは昔のままのようだ。再開発のトリクルダウンがここに辿り着くのには時間がかかるのだろう。
とある家の前にやって来ると、女の子が玄関先にひとりで立っている。今日の授業を終え、学校から帰ってきたのだろう。女の子は緑色のフリルが付いた制服姿のままだ。この辺りの学校は制服に緑を好んで使用しているように思える。ヤンゴンの中心部で見かけた学生だけでなく、タニンやダラで見かけた学生もみな緑を基調にした制服を着ていた。緑という色に何か意味が込められているのかもしれない。
よく見てみると、女の子はシャツは制服のままだったけれど、下は履き換えていた。制服のスカートではなく、普段着のズボンをはいている。シャツの下から着古したズボンが顔を差している様は、ちょっとチグハグだった。
2019年7月 ミャンマー 人びと | |
フリル 女の子 緑 裸足 制服 ヤンゴン |
No
11088
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年07月08日
更新日
2023年11月27日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA