ヘルメットかヒジャブか

沢山の看板の出ている道
インドネシアのチルボンで撮影 オザワテツ

ヒジャブの上にヘルメットをかぶるものなのだろうか

チルボンにあるジャラン・シリワンギの脇道には大きな看板がいくつも出ていた。アメリカの会社の看板も出ていれば、台湾のメーカーの看板もあった。日本のメーカーの看板は無いのかなと思って探してみると、遠くにCANONの看板が見えた。

ぼんやりと看板のある脇道を眺めていると、目の前をスクーターが横切った。女性ふたりと幼い子どもが乗ったスクーターだった。ハンドルを握っていた女性はヘルメットをかぶっていたのに対し、その後ろに乗っていた女性はヘルメットをかぶっていなかった。その代わり、ヒジャブをかぶっている。

インドネシアは世界で最もイスラム教徒の多い国だ。出歩いている女性のほとんどは髪を隠している。写真のスクーターの後部に乗っている女性もそうだ。でも、ハンドルを握っている女性はヘルメットをかぶっているだけでヒジャブはかぶっていないようだった。ヘルメットの下からは髪の毛だけがのぞいている。

バイクなどに乗る際には、ヘルメットをかぶらないと危ないだろう。ヘルメットの着用が義務付けされている国は多い。でも、イスラム教徒の女性はどうするのだろう。ヒジャブの上にさらにヘルメットをかぶるのだろうか。確かにマレーシアマラッカで見た女性警官はヒジャブの上にヘルメットをかぶっていた。その一方でインドではイスラム教徒と同じように宗教上の理由で髪の毛を隠すシク教徒は、バイクに乗る際にヘルメットの着用義務を免除されている。ここインドネシアではどうなのだろう。

EN

チルボンってどこ?

PHOTO DATA

No

11785

撮影年月

2020年1月

投稿日

2021年01月13日

撮影場所

チルボン / インドネシア

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS BATIS 2/40 CF