ヒジャブを被った女性がクアラルンプールにある洋服店の入り口の横の壁に寄りかかっていた。足元には沢山の袋が置いてある。いずれも女性が買ったものでパンパンだ。ショッピングを相当に満喫したのだろう。でも、まだやるべきことが残っている。これだけの荷物を家まで運ばなければならないのだ。
洋服店の奥に目を向けると、マネキンの脚が静に佇んでいたのが見えた。マネキンは町を歩いている現実の女性のほとんどよりも細身に作られている。どこの国でも、マネキンは理想を具体化したもので、現実を反映したものではないと決まっているような気がする。
2014年7月 マレーシア 人びと | |
入り口 ヒジャブ クアラルンプール お店 ショッピング 女性 |
No
8632
撮影年月
2009年1月
投稿日
2014年07月06日
更新日
2023年12月12日
撮影場所
クアラルンプール / マレーシア
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM