ジャワ島チルボンにあるカノマン市場はいわゆる伝統的な市場で、大きな建物の中に小さな店舗がいくつも店を構えている昔ながら市場だ。店先に並べられた商品の脇には手書きの値札が立てかけられていて、買い物客はみんな現金で買い物している。ここにはクレジット・カードの読み取り機も無ければ、QRコード決済をするためのQRコードも見当たらない。商品にもバーコードなんてものは付いていないから、勘定はお店の人が暗算するか電卓で計算していた。
キャッシュレス決済ではないから、会計ごとにお釣りのやり取りが行われる。眺めていると、端数を負けてあげるよ、なんて会話が交わされているようにも見える。けれど、ここインドネシアでもかつての日本と同じようにそのような会話が飛び交うのかどうかは分からない。僕は全くインドネシア語を解せない。買い物客の横にさりげなく立って聞き耳を立てても、どのような会話が交わされているのかは皆目分からないのだ。残念。
2021年2月 町角 インドネシア 乗り物 | |
ベチャ チルボン ヒジャブ 市場 買い物客 |
No
11809
撮影年月
2020年1月
投稿日
2021年02月06日
更新日
2023年08月29日
撮影場所
チルボン / インドネシア
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF