西羅殿を訪れたその日は、どうやらお祭りの日にあたっていたらしい。境内には仮設の舞台が設けられ、演劇が上演されていた。単なる娯楽ではなく、祀られている神様に奉納するためのものなのだろう。日本の神社で演じられる能や舞と似たようなものかもしれない。
お堂の入り口の両脇には、大きな花環が飾られていた。その中央に書かれた文字を見ると、この日は廣澤尊王という神様の生誕祭であることが分かった。廣澤尊王がどんな神様なのかは分からなかったけれど、参拝客は途切れることなく訪れていた。地元の人々に混じって、僕も参拝することにした。こういう場所では、素直にその土地の習慣に従うのがいい。運が良ければご利益も分けてもらえるかもしれない。
2017年5月 建築 台湾 | |
入り口 ファサード 花 台南 寺院 |
No
10128
撮影年月
2016年9月
投稿日
2017年05月03日
更新日
2024年12月10日
撮影場所
台南 / 台湾
ジャンル
建築写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA