現在建っている立派な首里城の正殿は復元されたものだった
写真は建造物は首里城の正殿。首里城は沖縄県内最大規模の城（グスク）で、戦前は国宝に指定されていたのだけれど、1945年の沖縄戦と戦後の琉球大学建設により完全に破壊されてしまった。時は流れて1980年代末から修復が行われることになり、1992年に正殿などが旧来の遺構を埋め戻す形で復元されている。
2000年には「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録された。現在敷地に建っている建造物はどれも戦後に再建されたものだ。だから世界遺産の登録も「首里城跡」となっていて、復元された建物や城壁ではないのだ。
不幸にも、この復元された正殿は2019年10月31日に発生した火災によって再び焼失してしまった。
| 2012年8月 建築 沖縄 | |
| 城郭 ファサード 本堂 首里 世界遺産 |
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PHOTO DATA
No
6678
撮影年月
2007年6月
投稿日
2012年08月03日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
首里 / 沖縄
ジャンル
建築写真
カメラ
CANON EOS 1V
