白亜の大理石が日光に輝き、その優美なシルエットが広大な庭園に映える。ここはコルカタを代表する観光地、「ヴィクトリア・メモリアル」だ。その名の通り、英国女王であり、同時にインド女帝でもあったヴィクトリア女王に捧げられた建造物である。
この荘厳な建築は、イギリス統治時代の遺産の中でも特に象徴的な存在だ。ヨーロッパのルネサンス様式とインド・サラセン様式が融合し、西洋の威厳とインドの文化が絡み合った重厚な美しさを放っている。その壮麗さを目にすると、イギリスによる植民地統治がいかに巨額の富をもたらしたかが一目で理解できる。
かつては英国の支配の象徴だったこの建物も、今では博物館となり、コルカタ観光の目玉として多くの人を迎え入れている。その内部には、英国統治時代の遺品やインドの歴史を物語る展示物が並び、植民地時代の栄光と影を垣間見ることができる。
ヴィクトリア・メモリアルの前に立つと、コルカタの歴史が静かに語りかけてくるようだ。大英帝国の威光が色濃く残るこの場所で、過去と現在、そして未来のインドを思うのは、観光客にとっても貴重な体験となるに違いない。
2012年8月 建築 インド | |
青空 ファサード コルカタ 椰子の木 観光地 |
No
6750
撮影年月
2011年7月
投稿日
2012年08月27日
更新日
2025年03月09日
撮影場所
コルカタ / インド
ジャンル
建築写真
カメラ
OLYMPUS PEN E-P2
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42MM