武州柿生琴平神社の社殿は閑散としていても儀式殿にはひっきりなしに参拝客が訪れていた

武州柿生琴平神社の鳥居とお宮参りに来た若夫婦

武州柿生琴平神社の鳥居とお宮参りに来た若夫婦

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屹立した丘の上に鎮座している小さな社殿は、天津神である天照大御神と国津神である大物主神が並んで祀られているという珍しいものなのだそうだ。でも場所が悪い。回り道も設けられているとはいえ、表参道はお参りする気が失せるのに充分なほど急な造りだ。僕がお参りしたときも、他には誰も参拝客がおらず社殿の前は静寂に包まれていた。

閑散とした社殿の周囲とは打って変わって、平坦な場所に設けられている儀式殿は賑わっている。何も知らなければ、こちらに神様を祀っている社殿があると思わせる立派な鳥居が入り口に立っていて、参拝客がひっきりなしにくぐって儀式殿に向かっているのだ。結婚式等を執り行う建物でしかないはずの儀式殿のほうが、社殿よりもずっと大きな顔をしている。川崎の柿生に建つ琴平神社は、社殿は閑散としているのに儀式殿は大賑わいという、ちょっと変わった神社だった。

写真の若夫婦も、赤子を抱えお宮参りに来たのだろう。朱色の鳥居をくぐり、迷うことなく儀式殿に向かっている。赤ちゃんが無事に生まれたことを報告せねばならない氏神様は、この儀式殿ではなく、ちょっと離れた丘の上にある社殿にいるような気がするけれど、神道の神様もキリスト教の神様に負けず劣らずユビキタスなのかもしれない。

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2022年5月 町角 神奈川
カップル 川崎 神社 扁額 鳥居

日本国内で撮影した写真とエッセイ

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PHOTO DATA

No

12266

撮影年月

2022年3月

投稿日

2022年05月15日

更新日

2022年05月16日

撮影場所

川崎 / 神奈川

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS LOXIA 2/35

武州柿生琴平神社ってどこ?

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