バゴー(ミャンマー)
イギリスの植民地だったけれど、ミャンマーは右側通行の国だ
乗客が乗り込むのを待つ停車時間は、運転手の男にとって休憩時間だ
運転手の男はわずかな停車時間の間に僕に気が付いて、カメラに向かって笑ってくれた
バゴーはイギリスの植民地時代を通して1991年までペグーと呼ばれていた町を軍事政権が改名したところだ
当局が交通渋滞を緩和するために乗り入れを禁止しているため、ヤンゴン市内でバイクを目にすることはほとんどない
マハーゼディー・パゴダ(バゴー)
僧侶たちが急峻な階段にいて、マハーゼディー・パゴダの仏塔を清掃していた
シュエモードー・パゴダ(バゴー)
ミャンマーの人びとは寺院でお賽銭をあげるよりも、花を供えることの方が多いようだ
厳しい自然の中で耐えながら咲く花は、修行に耐え忍ぶという仏教の考え方に通じると考えられている
タウッチャン戦没者墓地(ヤンゴン)
タウッチャン戦没者墓地に埋葬されている人のほとんどは第二次世界大戦で日本軍と戦った兵士だ
ヤンゴン(ミャンマー)
ヤンゴン市内ではバイク使用が禁じているため、自転車タクシーなど人力で動くものが庶民の足として重要な役割を担っている
ヤンゴン中央駅(ヤンゴン)
話している時間が長くなれば長くなるほど、見送るのが辛くなってしまう気がする
見送りに来た人たちと別れを惜しんでいる乗客もいれば、特に見送りに来た人もおらず静かに列車が動き出すのを待っている乗客もいる
見送る女性にレンズを向けていると、他の乗客が写真を撮っている僕を眺めていた
未知なる場所への期待で、自然と男の子の胸が高まっているようだ
別れを惜しんでいたようで、列車が動き出すその時まで、女性と男性は何かを話し続けていた
ヤンゴン中央駅の待合室では誰も彼もがのんびりと列車を待っている
ヤンゴン市内には自動車のタクシーも走っているけれど、地元の人はエコな自転車タクシーを好む
ヤンゴンの路上には独楽回しをする男の子たちがいる
集まってみんなで勉強していても、全員が熱心に勉強をしているわけでもない
ぶかぶかのシャツを着た子どもは自転車タクシーの座席に立ち上がって真っ直ぐに前方を眺めていた
住宅街の惣菜屋で制服を着た幼い女の子が買い物していた
忙しく働いている中で、ただひとり何もしていなかった男だけがリアクションを取ってくれた
椅子の上で胡坐をかいたお母さんに幼い女の子がもたれかかっていた
道端に王冠を使ってチェッカーに興じている男たちがいた
ヤンゴンの美容室で使われていたヘアーカットケープに日本語が書かれていた
家の前で見知らぬ外国人を見かけた男の子はおっかなびっくりという感じで見詰め始めた
カメラを向けられたことに対して微笑んでいるのか、飲んでいるジュースがおいしいから微笑んでいるのか判断するのは難しい
横縞模様のTシャツを着た女の子が手に持ったおやつをぱくつきながら僕の横を通り過ぎていった
日頃見慣れている光景なはずなのに、女性は指を顔に当てながら興味深そうに往来を眺め続けていた
食事中だった男の子がカメラを構えた僕を見て苦笑し始めた
男がレッド・ツェッペリンの「天国への階段」でも弾き出したら、意外な選曲で楽しかったのに
子どもの体を洗うのも、お母さんの大事な日課のひとつに違いない
息子に向かって伸ばした腕の指先にまで力が入っているところを見ると、お母さんは息子を叱っているところのようだ
ヤンゴン周辺で見かける学生はみんな緑を基調にした制服を着ていた
いそいそと男の子たちが立っていた場所へ移動して川を眺めてみたけれど、そこに興味を惹かれるようなものは何もなかった
ヤンゴン中央駅近くにある住宅街の中で女性が手で洗濯していた
幾つものボウルが並べられていた屋台は、食事の時間ではなかったけれど混んでいた
パーヤ・ラン駅(ヤンゴン)
アナウンスもなく、耳に入ってくるのは雨音だけのパーヤ・ラン駅で大勢の人が列車を待っていた
ボージョー・アウンサン・マーケット(ヤンゴン)
旅行者向けの土産物屋ばかりの市場にある食堂は意外にも地元の人たちで賑わっていた
ニュー・ボージョー・アウンサン・マーケット(ヤンゴン)
ニュー・ボージョー・アウンサン・マーケットとボージョー・アウンサン・マーケットは名前は似ていても雰囲気はかなり違う
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