龍山寺の境内には幾つもの祭壇が設けられていて、それぞれに神様が祀られている。ここでお参りすれば、あらゆる御利益が得られるそうだ。日本の雑誌でもここは台北最大のパワースポットとして紹介されていたりする。そんな御利益のデパートのような龍山寺の境内は大勢の参拝客で賑わっていた。観光名所でもあるので、大勢の観光客の姿もあるけれど、地元の参拝客の方が多いように見える。現世利益を求める人は台北にだって大勢いるのだ。
見たところ、写真の男性も地元の人のようだ。普段着を着ていた男性は、幾つもある祭壇のひとつの最前列に立って熱心にお参りしている。よく見てみると、男性は線香を手にすること無く、手印を結んでお参りしている。複雑な手印だ。おそらくは何かしらの意味があって行っているのだろうけれど、僕にはその意味は分からなかった。密教の手印かと思いちょっと調べてみたけれど、詳細は分からない。もっとも、ここは密教の寺院ではないから、違う宗派のものなのだろう。
2019年11月 人びと 台湾 | |
手 龍山寺 台北 寺院 参拝客 |
No
11266
撮影年月
2019年7月
投稿日
2019年11月05日
更新日
2020年01月16日
撮影場所
台北 / 台湾
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
RICOH GR III