もちろん、台北市内にも近代的なスーパーマーケットがある。でも、そのような巨大資本が運営するスーパーマーケットに行ってもあまり面白くはない。確かに日本では見かけない物が売られていたりはするものの、基本的には日本と同じだ。そして、そのようなスーパーマーケットは家の近くに幾つもある。そんなこんなでこの日も白蘭市場という地元の市場の中を歩いていた。このような市場のことを台湾では傳統市場というらしい。伝統とは大袈裟だけれど、昔ながらという意味なのだろう。
大通りからちょっと入るとそこが市場になっていて、道の両脇に店舗が並んでいた。そして、どの店舗の中でも店員さんがいて働いている。このような場所では対面販売が基本だから、買い物客はみな店員さんと一言、二言会話を交わして買い物をしていた。その様子を眺めていると、僕も店員さんと何かしらを会話したいのだけれど、いかんせん僕は台湾語はおろか中国語も全くできない。外国に行くと地元の言語ができたら楽しいだろうなといつも思うだけれど、それが実現するのはいつになることやら。もっとも、店員さんと会話が成立しないから、写真のように店員さんに挑戦的な態度を取られることもないのだけれど。
2019年11月 人びと 台湾 | |
店員 市場 台北 女性 |
No
11279
撮影年月
2019年7月
投稿日
2019年11月14日
更新日
2020年10月05日
撮影場所
台北 / 台湾
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 1.8/85