龍山寺の境内を歩き回って、再び入口付近へと戻ってきた。入り口を入ったすぐのところには大きなテーブルが設置されていて、上にはお供え物が沢山置かれていた。そして、その前には大勢の参拝客が立っている。ただ単に手を合わせてお祈りしている人もいれば、線香を持ってお祈りしている人もいる。お祈りするだけでは物足りないのかポエ占いをしている人の姿も見えた。いずれにしても、みな真剣な面持ちでお参りをしている。そのような人びとを眺めていると、龍山寺が人びとの信仰を広く集めているのがよく分かる。
境内には幾つもの祭壇があって、それぞれにお供え物を置くテーブルが置かれている。でも、この入口付近にあるテーブルがメインのようだ。龍山寺には様々な神様がいるけれど、ひょっとしたら、ここでお祈りしたら境内にいる神様全員にまとめてお参りしたことになるのかもしれない。その考え方が合っているのかどうかは分からない。けれど、そのような横着な考えをする人間が写真の人たちと同じように真剣にお参りできないのは本当だ。
2019年11月 人びと 台湾 | |
龍山寺 台北 寺院 参拝客 |
No
11271
撮影年月
2019年7月
投稿日
2019年11月08日
更新日
2020年10月11日
撮影場所
台北 / 台湾
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 1.8/85