若者は臨江街夜市でベビーカステラを焼いていた

臨江街夜市で働く若者
臨江街夜市で働く若者
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台北へやって来た。訪れるのは3度目だ。ホテルにチェックインするやいなや、僕は荷物を置いて町へ出かける。近くの食堂でたらふく食べて、腹ごなしを兼ねて夜市へと向かう。地図を見ると、臨江街夜市というのがホテルから一番近かった。

日はとっくに暮れていたけれど、夜市は賑わっていた。「市」というから、生鮮食品などが売られている市場を思い浮かべてしまうかもしれないけれど、台湾の夜市は日本の縁日のような雰囲気だ。路上に幾つも屋台が出ていて、その前を人びとが歩いている。僕も大勢の人に倣い、屋台で売られているものを眺めながら人混みの中を歩いていた。

しばらく歩いていると、ベビーカステラを売る屋台の前に来ていた。日本ではベビーカステラと言うと、鈴のような球形であることがほとんどだけど、台北では形は様々だ。まぁ金型の形を変えればどんな形にもなるのだろうけれど。逆に日本ではなぜ同じような形ばかりなのかと思ってしまう。家族経営と思われる屋台では、青年が金型を操って、次から次へとベビーカステラを焼いていた。

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ENGLISH
2019年10月 人びと 台湾
食べ物の屋台 夜市 台北 青年

PHOTO DATA

No

11246

撮影年月

2019年7月

投稿日

2019年10月21日

更新日

2023年10月14日

撮影場所

台北 / 台湾

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS BATIS 1.8/85

日本国外で撮影した写真とエッセイ

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