祭壇の前でポエ占い

龍山寺でポエ占いをする女性
台湾の台北にある艋舺龍山寺で撮影 ©オザワテツ
似たような写真

女性が祭壇の前でポエ占いをしていた

年配の女性が龍山寺の祭壇の前に陣取っていた。見ていると、女性はふたつの三日月型をした形の石を床に向かって何遍も放っている。この女性はお参りをしているだけではないのだった。ポエ占いという占いを何度も行っているのだった。日本でも神社仏閣に行けばおみくじを引いて、自分の運勢を占ったりするけれど、このように石を投げて占うようなものは見たことがない。このポエ占いというものはどうやら中国の民間で広く行われている占いのようだ。占いを行う者はポエと呼ばれる三日月型の石をふたつ地面に放り投げて、そのポエの状態によって自分がしようとしていることが正しいのか、間違っているのかを神様に教えてもらうという仕組みになっている。

写真の女性が投げたポエはふたつとも、平な面が上を向いている。これは笑杯という結果で、占いの内容が明白でない時やその時期がまだきていない、あるいは特に神様からの意見はないということを表しているのだという。

ポエ占いではポエの状態で占うのでYESかNOかのクローズドクエスチョンしかできない。NOの時に、じゃあ他に何をすればいいのかはポエ占いでは知ることはできない仕組みにそもそもなっているのだ。それは自分の頭で考えろということなのだろう。神様は少しもったいぶっている方が有り難みがあるのかもしれない。

ENGLISH
2019年11月 人びと 台湾
龍山寺 台北 寺院 参拝客

艋舺龍山寺ってどこ?


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PHOTO DATA

No

11267

撮影年月

2019年7月

投稿日

2019年11月05日

更新日

2020年01月16日

撮影場所

台北 / 台湾

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

RICOH GR III

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