迪化街を歩いていると、大きな建物の前にやって来た。歩いてばかりいたので、かなり暑い。僕は建物の中に入って少し涼むことにした。中に入っていくと、期待通りに冷房が効いていてひんやりとしている。この建物は永楽市場だ。布生地を売る店舗が集まっている台湾最大の市場なのだという。でも、一階には布を売るお店ばかりでなく、食べ物の売るお店が並んでいてフードコートのようになっている。人が集まるところには、必ずや胃袋を満たすお店も出店しているのだ。
どのお店も混んでいた。空いているテーブルを見つけるのは難しそうだった。空いているテーブルがあれば、ちょっと休憩しようと思っていたけれど、諦めてフードコートの中を徘徊していた。
幾つもあるお店の中には寿司を出すお店も営業している。もちろん、ここも賑わっている。混雑している寿司店を見ていると、寿司が色々な国でメジャーな料理になったのだと実感する。それにしても、中華料理と一口に言っても、広東料理があったり、上海料理があったり、四川料理があったり、種類が豊富なのにもかかわらず、地元の人たちはそれだけでは飽き足らないようだ。寿司までもその豊富な選択肢に加えているのだ。
2019年11月 人びと 台湾 | |
お箸 人びと レストラン 台北 |
No
11261
撮影年月
2019年7月
投稿日
2019年11月01日
更新日
2020年01月16日
撮影場所
台北 / 台湾
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 1.8/85