歩道の端にはちょっとした段差があって、多くの行商人たちが段差を利用してお店を開いていた。ここで売られているのは生鮮食品ばかりで、行商人たちが並んでいるさまは、なんだかスーパーマーケットの生鮮食品売り場を歩いているようだ。
写真の女性もそのような段差を利用して商売をしていたひとりだ。大きな金属製のトレイを目の前の歩道に置き、自分は段差の下に腰を下ろしている。トレイの中には剥き海老だけが陳列されていた。どうやら女性は海老を専門に販売しているようだ。
ヤンゴンの露天市を歩いていると、しばしば海老を売っている人を見かけるからヤンゴンの人たちはかなり海老が好きなのだろう。でも、面白いのは売られている海老はどこでも剥かれた状態になっていることだ。ここでは海老は剥かれた状態で買うのが普通のようだ。食べることは好きなのだけれど、剥くのはあまり好きではないのかもしれない。それとも、頭と殻の部分はどこかで誰かが出汁を取るのにでも使っているのだろうか。
2019年1月 ミャンマー 人びと | |
食材 エビ 露天商 計量器 ヤンゴン |
No
10858
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年01月13日
更新日
2024年01月23日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA