カフェでコーヒーを飲み終えて再び道を歩き出した。するとすぐにバンコク・チャイナタウンの端へと辿り着く。大きなラウンドアバウトがあって、その中心には大きな門がそびえていた。これがチャイナタウンの出口だ。端までやって来てちょっと満足した僕は、この近くに有名な仏教寺院があるのを知っていたので、とりあえずそこに向かうことにしたのだった。
その寺院の名前はワット・トライミットという。ガイドブックによれば、黄金の仏像で有名と書いてある。でも、バンコクで目にする仏像はどれもこれも黄金のものばかりだ。有名なワット・ポーの涅槃仏も黄金に輝いていた。むしろ黄金ではなく、日本のように木を彫って作った仏像の方が珍しいような気がしてならない。
いずれにしても、このワット・トライミットにはひっきりなしに参拝客が訪れている。廃寺のしっくいの中から発見されたという仏像はよほど敬虔あらたかと考えられているようだ。僕が丘の上に建てられた本堂の中に足を踏み入れた時もちょうど女性の参拝客が手を合わせてお参りをしているところだった。
2020年1月 人びと タイ | |
バンコク 仏像 黄金 寺院 参拝客 |
No
11378
撮影年月
2019年9月
投稿日
2020年01月28日
更新日
2020年10月21日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
RICOH GR III