王室専用の仏教寺院であるワット・プラケオには荘厳な建築物がいくつも建っていて、分かりやすく富を象徴する金色が使われていることが多い。黄金に彩られた建物の間を大勢の観光客が歩いていた。ここでも目につくのは中国からの観光客だ。あちこちから中国語が聞こえてくる。ここはバンコクのメジャーな観光名所でもある。団体旅行者の観光ルートにしっかりと組み込まれているのだろう。
中国人と金色は、しっくりくる組み合わせだ。どこの国でもチャイナタウンには金を取り扱うお店があり、客で賑わっている。中国人は金が好き。これは中国人が自分の国と政府を信頼していない証だと思う。国を信頼していないから、国が発行しているお金も信頼していない。万が一の時には金を持って国の外に逃げれるように普段から金を集めているのだ。
写真の建造物はワット・プラケオに建っていたもの。左に見える仏塔はプラ・シーラタナーチェディという。アユタヤに建っていた仏塔を模して建てられたのだという。右に建っているのはプラ・モンドップといい、法典が収められているのだそうだ。どちらも扉は閉じられていて、中に入れなかった。
2019年12月 建築 タイ | |
バンコク 黄金 お堂・ホール 仏塔 寺院 |
No
11324
撮影年月
2019年9月
投稿日
2019年12月16日
更新日
2023年09月24日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
建築写真
カメラ
RICOH GR III