阿弥陀堂と六角菱灯篭

阿弥陀堂と六角菱灯篭
京都にある西本願寺で撮影 オザワテツ

六角菱灯篭の下から見渡してもここが西本願寺なのか東本願寺なのかよくわからない

西本願寺東本願寺は名前が似ている上にすぐ近くに建っているので、もともとはひとつの本願寺だったのに境内が手狭になったため敷地がふたつになっただけのように思っていたけれど、実際にはそのような穏やかな経緯でふたつになっている訳ではなかった。もっと複雑な歴史を経ている。教団内部で対立が生じた結果、1602年に准如を十二世宗主とする本願寺と教如を十二代宗主とする本願寺に分裂したのだ。そして前者が浄土真宗本願寺派に、後者が真宗大谷派になっている。西本願寺は浄土真宗本願寺派の本山で東本願寺は真宗大谷派の本山なので同じ浄土真宗でも宗派は違うのだ。

言ってみれば喧嘩別れしたような西本願寺と東本願寺だけれど、境内に建っている建造物が似ているのでややこしい。どちらにも御影堂があって阿弥陀堂がある。木造の門の下に金色の六角菱灯篭がぶら下がっているのも同じだ。西本願寺の御影堂門の下から境内を見渡すと、建っている建造物が似ているので自分が東本願寺にいるのか、西本願寺にいるのか分からなくなってしまいそうだった。

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西本願寺ってどこ?

PHOTO DATA

No

11871

撮影年月

2020年2月

投稿日

2021年04月09日

撮影場所

西本願寺 / 京都

ジャンル

建築写真

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS BATIS 2/40 CF