ラックムアンのすぐ隣にも小さなお堂のようなものが建っていた。これが何なのかは分からない。でも、大勢の地元の人が出入りしている。中をちょっと覗くと、そこには黄金の祭壇が設けられていて、上には黄金の像が立っているのが見えた。ここは仏教寺院のようなところなのだろう。それにしても、タイの仏教と黄金は切っても切れない仲にある。どこの仏教寺院を訪れても仏像は黄金に輝いているのだ。キラキラと輝いていた方が、ご利益があるような気がしてしまうからなのだろうか。
ラックムアンの軒下に立って、そのお堂を出入りする人を眺めていた。しばらくすると、尼僧が中から出てきた。もっとも、タイでは女性が正式な比丘尼になることは出来ないので、袈裟のようなローブを纏ったこの女性は正確にはメーチーと呼ばれる在家の女性信者だ。中に入ることころを見ていないので、女性は結構な時間を中で過ごしていたと思われる。長いこと祈りを捧げていたのかもしれない。そのせいだろうか、女性はちょっと疲れているようにも見えた。
2018年5月 人びと タイ | |
バンコク 入り口 黄金 お堂・ホール 比丘尼 |
No
10563
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年05月15日
更新日
2024年02月16日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA