朱色に塗られた山王鳥居の向こうに石造りの鳥居が見えて、さらにその先に大地主神社の社殿が見えた

大地主神社の鳥居と社
石川の七尾にある大地主神社で撮影
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世界遺産という言葉を耳にしたことのある人が多い一方で、無形文化遺産という言葉を耳にしたことのある人は少ないかもしれない。世界遺産も無形文化遺産もどちらもユネスコの事業の一環で人類共通の資産を保護するためのもの。違いは、世界遺産が有形のものを対象としているのに対して、無形文化遺産はその名が示すとおり民俗文化財、フォークロア、口承伝統などの無形文化財を保護対象としている点だ。

日本で無形文化遺産のリストに登録されているものには、能楽、浄瑠璃、歌舞伎など想像する無形文化遺産にぴったり合致するものもあれば、どこまでが範囲に含まれるのか判然としない「日本人の伝統的な食文化」なんてものもある。

また似たようなものが多数集まって登録項目を構成している「山・鉾・屋台行事」というものもある。これは地域社会の安泰や災厄防除を願い行われる祭礼行事の中で「山・鉾・屋台」の巡行を中心としたものを集めたもの。平たく言うと、大きな山車が町中を練り歩く祭りで、京都祇園祭の山鉾行事を筆頭に30を超える祭礼が登録されているものだ。

ここ石川県七尾市にある大地主神社で行われる青柏祭も無形文化遺産に登録されている祭礼のひとつだ。舞台となる大地主神社にやってきたものの、境内に参拝客の姿はなく閑散としていた。お祭りが行われていない時には、それほど人がやってくるところではないのかもしれない。世界遺産だと登録されている証にある石碑が建っていることが多いのだけれど、無形文化遺産の場合にはそのようなものはないようで、大地主神社の境内には参拝客の姿も無形文化遺産の石碑もどちらも見当たらなかった。

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2021年10月 建築 石川
七尾 神社 鳥居

日本国内で撮影した写真とエッセイ

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PHOTO DATA

No

12075

撮影年月

2021年6月

投稿日

2021年10月30日

更新日

2021年11月10日

撮影場所

七尾 / 石川

ジャンル

建築写真

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS BATIS 2/40 CF

大地主神社ってどこ?

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