鏡の中にゲルハルト・リヒターの「4900の色彩」を眺める女性が映っていた

ゲルハルト・リヒターの「4900の色彩」
ゲルハルト・リヒターの「4900の色彩」
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現代美術の巨匠と言われるドイツの画家ゲルハルト・リヒターに「4900の色彩」という作品がある。写真に写っている作品がそれだ。色見本を主題にしたカラーチャート・シリーズに連なる作品で、25色で塗られた約50cmのプレートをランダムに並べたもの。プレートの総数は196枚あり、25×196=4900であることから、このようなタイトルになっているそうだ。

作品全体が196枚のプレートで構成されるのは決まっているものの、面白いのはそのプレートをどう並べるかは決まっていないところだ。196枚をひとかたまりの正方形にして展示しても良いし、196枚を横一線に並べて展示しても良い。東京国立近代美術館で開催された個展では、30×30の正方形が5つと20×20の正方形がひとつの6つに分けて展示されていた。

どう並べるか定められていないということは、パネルそのものにも作品全体にも上下左右という概念がないということ。自由度がとても高いのだ。3色の細いテープで格子模様が描かれているだけの同じような抽象画なのに、上下逆さまに展示されていたと指摘されてしまったモンドリアンの「ニューヨーク・シティ1」とは大違いだ。

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2022年11月 町角 東京
作品 北の丸公園 博物館・美術館

日本国内で撮影した写真とエッセイ

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PHOTO DATA

No

12398

撮影年月

2022年7月

投稿日

2022年11月17日

撮影場所

北の丸公園 / 東京

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS LOXIA 2/35

東京国立近代美術館ってどこ?

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