交通量の通りの脇には、お店を開いている人が多い。ここジャカルタでも、お店を構えて商売している人もいれば、屋台のような質素なお店で商売している人もいる。写真の男性も屋台のようなお店で商売していたひとりだ。ウエストポーチをした男はガラス張りの大きな台の横にどしんと腰を下ろして仕事中だった。
台に貼られたシールを見る限りでは、男はここで携帯電話のSIMを売っているようだ。データ通信量によって、複数の種類を販売しているのだ。ジャカルタでもスマホはもう珍しいものではない。誰も彼もが持っていて、暇さえあればスマホの画面に見入っている。中毒になってしまっている人が多いのも他の国と同じだ。SIMの需要も結構あるのだろう。
男の屋台の前の地面に目を向けると、1匹の猫も転がっていた。なんだか厳しい顔をしていて、単にそこで休んでいたわけではないようだ雰囲気を放っている。この猫もウエストポーチの男と一緒にこの屋台で働いているかのようだ。屋台主の男が足を交差しているのとシンクロしているのか、猫は猫で前足を交差して寝転がっている。いいコンビのように見えた。
2020年9月 動物 インドネシア | |
猫 ジャカルタ 出店 露天商 |
No
11668
撮影年月
2020年1月
投稿日
2020年09月14日
更新日
2023年08月31日
撮影場所
ジャカルタ / インドネシア
ジャンル
動物写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF