ジャカルタで住宅街をウロウロしていると、フルーツの屋台を見つけた。住宅街の中に屋台を出ているのは幾つも目にしてきたけれど、軽食を出す屋台ばかりでフルーツを扱っている屋台はあまり見かけないような気がする。
南国であるインドネシアでは、青果店で様々な種類のフルーツが売られている。フルーツの王様と言われているドリアンも売られている。でも、フルーツを売る屋台があまりないところを見ると、インドネシアでは小腹が空いた時にフルーツを食べるという習慣はないのかもしれない。
国際食糧農業機関のデータによると、インドネシアにおける一人一日当たりのフルーツ消費量は約180g。日本よりは多いけれど、世界の平均は200gだから、どちらかというと少ない方だ。
各国の消費量のランキングを見ると、上位に欧米諸国が多いのに気がつく。北米の平均は約275gで、ヨーロッパの平均も約250gと多い。果物を日常的に食べることと、所得の間には相関関係がありそうだ。日本でもそうだけれど、果物は他の食べ物に比べて相対的に高い。所得が高くないと、日常的にフルーツを口にするようにはならないのかもしれない。
2020年10月 町角 インドネシア | |
果物 ジャカルタ 出店 |
No
11693
撮影年月
2020年1月
投稿日
2020年10月09日
更新日
2023年08月30日
撮影場所
ジャカルタ / インドネシア
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF