台湾に着いて最初に気になったのは、マスクを付けている人が多いことだった。桃園空港から高鐵桃園駅に移動するためにMRTに乗ると、多くの乗客がマスクを付けていたのだ。付けていない人のほうが明らかに少数派で、マスクを持っていなかった僕は少し戸惑った。新型コロナウイルスの脅威がなくなったわけではないものの、日本ではどこか過去のことだと思われているフシのあるコロナ禍が、台湾ではまだまだ現役バリバリのようなのだ。
ローカル市場で働いている人も、買い物に訪れている人もマスクをしている人が多かった。だからといって、どこからともなくマスク警察が現れて僕の失策を問い詰めてくるわけでもない。ただ日本と違う状況を思い知らされるだけ。台湾で「医療機関や高齢者福祉施設でのマスクの着用義務」を廃止して推奨に変更したのは2024年5月のことだ。オードリー・タン氏らの手腕により感染拡大を最小限に抑え込んだ台湾では、今でも新型コロナウイルスの脅威に注意を払い続けているようだ。
2024年9月 町角 台湾 | |
肉屋 高雄 市場 マスク・仮面 |
No
12642
撮影年月
2024年3月
投稿日
2024年09月04日
撮影場所
高雄 / 台湾
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R V
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF