いつの間にかマスクも見慣れてしまった

宝蔵門の下を歩くマスクをしたカップル
東京の浅草寺で撮影 ©オザワテツ
似たような写真

宝蔵門の下をマスクをしたカップルが歩いていた

今ではすっかり街往く人のほとんどがマスクをしていても、なんとも思わなくなってしまった。最初の頃は、自分もマスクをしている癖に道ですれ違う人が誰も彼もマスクをしているのに違和感を持ったけれど、今では逆にマスクをしていない人を見かけると視線を向けてしまうくらいだ。

似たような感覚はミャンマーを訪れた際にも感じた。ミャンマーでは老いも若きも、男も女も顔にタナカという顔料を塗って歩いている。Wikipediaを読むとタナカは天然の化粧品と書いてあるけれど、中年の男性でも、年端のいかない男の子でも塗っているので、単なる化粧品と言ってしまうと何かが足りないように思える。いずれにしても、顔料をたっぷり顔に塗った人が街中をウロウロしているのだ。最初はなんだか罰ゲームを受けている人があちらにもこちらにもいるようでおかしくて仕方がなかったものの、ミャンマーでの滞在時間が長くなるにつれ、次第になんとも思わなくなり、最後にはなんとも思わなくなった。絵に書いたような外国の異文化に慣れてしまったのだ。

慣れというのは恐ろしい。違和感を感じても、その違和感をずっと感じ続けるのは難しい。違和感という刺激に脳がすぐに慣れてしまうのだ。

ENGLISH
2021年6月 町角 東京
浅草 カップル 仮面 浅草寺

浅草寺ってどこ?

PHOTO DATA

No

11939

撮影年月

2020年10月

投稿日

2021年06月16日

撮影場所

浅草 / 東京

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS BATIS 2/40 CF

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