ボージョー・アウン・サン・市場を後にして、すぐ裏にあるパーヤ・ランという駅にやって来た。ここはヤンゴン環状線に設けられた駅のひとつでヤンゴンのダウンタウンから最も近くにある駅だ。でも、そのような立地条件にもかかわらず駅は古びている。日本なら真っ先に再開発されされるような立地の駅だけれど、ここでは何十年もほったらかしのようだ。
この駅には8年前にも訪れた。最初は何も変わっていないように見えたけれど、それでも時間は確実に流れているようで、駅のところどころが変わっている。8年前には駅長にお茶を御馳走になったプラットホームの小さな食堂は跡形もなく姿を消し、その代わりなのだろうか、コンビニのようなお店がプラットホームの端に出現していた。
その一方で、待っている人びとには以前と変わらない様子だ。古びたベンチに腰掛けて、相も変わらずダラダラと列車が来るのを待っている。皆が皆列車が来るのを待っているのかどうかが定かではないのも8年前と一緒だ。中には大きな屋根の下にあるベンチで休んでいるだけと思われる人もやはりいる。そのような人の中に写真の男の子と女の子もいたのだった。
2019年2月 ミャンマー 人びと | |
ベンチ 男の子 女の子 駅 タンクトップ ヤンゴン |
No
10893
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年02月10日
更新日
2024年01月21日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA