トンブリー駅のプラットホームのベンチに三人が腰を下ろしていた

駅前にある閑散とした市場を散策し終え、道路を渡ってトンブリー駅へと向かうことにした。ここはフアランポーン駅に次ぐバンコク第2の駅だと言うけれど、その雰囲気はバンコク最大の駅と比べるとかなり違う。とても長閑な雰囲気に包まれている。駅舎らしきものもなく、フェンスを超えて足を踏み入れるとそこはもうプラットホームだった。そして、列車が停まっていた。

列車の発着を案内をする電光掲示板もなければ、時刻表も見当たらなかったので、この列車がいつこの駅を出発するのかは分からない。でも、駅にいる人々の雰囲気から判断するに、まだしばらくは駅に停まっているようだ。乗客と思しき人たちはプラットホームでのんびりと過ごしている。写真に写っている三人の人びとも列車を乗るためにここに来たのだろうけれど、プラットホームで寛いでいた。ひとりの女性はベンチで新聞を広げて読んでいるし、老夫婦らしき二人はベンチで昼ごはんを食べていた。

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