京成立石の駅のプラットホームに立って電車が来るのを待っていた。でも、駅は静まり返っていて、電車がやって来る気配は感じられない。気怠い昼下がりだった。プラットホームにいる誰もが気怠く電車が来るのを待っていた。
反対側のプラットホームに視線を向けると、壁際にベンチが設けられているのが目に入った。帽子を被った女性がひとりで腰掛けていた。喉が渇いていたのだろう。ペットボトルから何かを飲んでいる。その様子を眺めていたら、僕も喉が渇いてきた。
No
9893
撮影年月
2016年5月
投稿日
2016年10月05日
撮影場所
立石 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SIGMA DP2 MERRILL