列車は行ってしまったばかりなのかもしれない。ヤンゴンあるパーヤ・ラン駅の反対側のプラットホームは閑散としていた。そんな人気のないプラットホームを見渡してみると、片隅に屋台が出ているのに気がついた。大きな木の下に置かれたテーブルを囲むようにして数人が椅子に腰掛けている。何の屋台なのかは分からなかったけれど、人びとはそこで食事を摂っているようだ。
この駅のあるヤンゴン環状線を走る列車の本数は少ない。同じような環状線である山手線とは大違いだ。時刻表を見ると、列車は一時間に一本程度しかない。時間をうまく見計らって駅に来ないと思いの外時間を持て余してしまうのだ。それに行く途中でちょっと何かを食べたいと思う人も多いだろう。そう考えると、プラットホームで商売をするのは悪くないと思う。日本だって、駅には立ち食い蕎麦のお店くらいはあることが多いから同じだろう。その証拠に、写真の屋台は結構繁盛しているようだ。
楽しそうに食事をしている人たちを眺めていたら、僕もなんだかお腹が減ってきたような気がした。
2019年2月 町角 ミャンマー | |
椅子 食べ物の屋台 プラットホーム 駅 ヤンゴン |
No
10895
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年02月12日
更新日
2024年01月21日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA