タヌキの置物が何体もある茂林寺を出て、横にある茂林寺公園に入っていった。寺院の横にある公園と聞くと、単なる児童公園的な小規模な公園を思い浮かべてしまうかもしれないけれど、茂林寺公園はちょっと違う。ここには遊具のようなものが設置されておらず、あるのは沼と低地湿原だ。何も知らずにやってきた僕は、茂林寺にあるタヌキの置物群よりも、こんなところに低湿地が広がっていることの方にびっくりしてしまった。湿地の上に架けられたボードウォークを歩いていると、童謡にも歌われる尾瀬にやってきたかのような気分だ。まあ尾瀬に行ったことはないけれど。
住宅街に囲まれている湿地は、それほど広いものではない。ボードウォークを歩いていると、あっという間に湿地は終わり、板のなくなった普通の道が普通の住宅街の中に伸びている。家々の間に張り巡らされた路地を抜けると、すぐに東武伊勢崎線の茂林寺前駅だった。電車の時間を気にせずに駅までやってきたのだけれど、ちょうどタイミングよく浅草方面に向かう電車が駅に入ってきた。
2023年8月 群馬 町角 | |
女の子 プラットホーム 駅 館林 列車 |
No
12526
撮影年月
2023年4月
投稿日
2023年08月05日
更新日
2023年08月07日
撮影場所
館林 / 群馬
ジャンル
鉄道写真
カメラ
SONY ALPHA 7R V
レンズ
ZEISS BATIS 1.8/85