市場の中を歩き回ったので外へと出ることにした。ここはバゴーの中心部だと思うのだけれど、高い建物は周囲に見当たらない。2階建ての建物が道路に沿って並んでいただけだ。そして、その低層の建物の1階部分がお店になっているだけでなく、道端にも多く屋台が出ている。道は広いのにもかかわらず、自動車は走っていなかった。まるで歩行者天国になっているかのようだ。夕方だったので、道は夕飯の材料を買い物に来た主婦や学校を終えた学生たちで賑わっていた。
どのお店の前にも強い日差しを避けるためのパラソルが置かれている。道沿いの建物が薄汚れていてくすんだ色をしているのとは対象的にパラソルはカラフルだ。ミャンマーの人は着ている服と同じようにパラソルも鮮やかな色彩が好みのようだ。もし、この辺りが再開発でもされたなら、道全体がミャンマー人好みのカラフルな色調になるのかもしれない。そんなことを考えながら、僕はしばし道端に立ち止まって往来を眺めていた。
2019年8月 町角 ミャンマー | |
バゴー 歩行者 通り 傘 |
No
11158
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年08月23日
更新日
2023年11月08日
撮影場所
バゴー / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA