道端に屋台が出ていた。ここはソンテウと呼ばれる乗り合いのバスの発着所の近くで、大勢の人で賑わっていた。ここを発着するソンテウはバンコクと周辺の農村地帯を結んでいるようだ。この場所がどちらの方面へ向かうソンテウ乗り場なのかは分からなかったけれど、大きな荷物を抱えている人が多いので、飲食業を営むには打ってつけの場所だ。長距離移動をする前に腹ごしらえをしようと思う人は多いだろう。
写真の女性はそのような場所で屋台を切り盛りしていた。カメラを片手にウロウロしている僕を興味深そうに見ている。見たところ、ここにはあまり外国人旅行者は訪れないようだ。女性の視線に気がついた僕は、その視線に応えるように女性にカメラを向けることにした。カメラを構えると女性は朗らかに応じてくれた。でも、ちょっと恥ずかしかったようで、照れ隠しのように目の前にあった食材を手に取った。キャベツとニラを持ち上げながら笑顔でフレームに収まってくれたのだった。
2018年4月 人びと タイ | |
エプロン バンコク キャベツ 食べ物の屋台 食材 女性 |
No
10513
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年04月10日
更新日
2024年02月21日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA