プラナコーン区(バンコク)
可愛らしい形の薬缶を手にした男がカノム・クロックというお菓子を作っていた
バンコク(タイ)
バンコクの路上ではイサーン地方の名物であるサイクロークというソーセージも普通に売られている
クロントゥーイ市場(バンコク)
包丁を手にした女性たちが大量の鶏肉をさばいていた
いつ終わるとも分からない、大量の野菜を品出しを考えたのか、女性は脱力感に苛まれていたようだ
つばの広い帽子、長袖のシャツ、首を隠すよだれ掛けのようなものがあれば日焼け対策は万全だ
陽気な女性にカメラを向けると、待ってましたと言わんばかりに両手でピースサインをしてくれた
バンコクでも丸くて分厚い俎板を使っている人が多い
女性にとってキャベツとニラは照れ隠しの小道具のようだった
ポーンプラープ区(バンコク)
料理人が動作をシンクロさせながら忙しそうに炒め物を作っていた
二人がテキパキと準備していた厨房にピーラーの音と包丁の音が規則正しく響いていた
休憩をしている女性の視線は真っ直ぐにスマホの画面に向けられていた
愛おしそうに抱えた鍋の中にはこの女性の朗らかさが煮詰まっているに違いない
チャイナタウン(バンコク)
もともとタイの文化では箸を使って物を食べるという習慣はないらしい
サムパッタウォン区(バンコク)
タイでナンプラーが造られ始めたのは1920年代のことで、それまでベトナムからヌクマムを輸入していたらしい
手にした鍋の中をかき混ぜている一方で、男は網の上で鶏肉を焼いていた
バンコクには多くの食べ物の屋台が出ているけれど、麺類を出す屋台のほうが多いような気がする
見慣れぬ町で迷うと世界から取り残されたかのような感じがするけれど、それはそれでお楽しみの始まりでもある
計量器で魚を量る女性はキレイにマニキュアを施していた
この後に何か楽しい予定でも入っているかのように男は店仕舞いを楽しそうにしていた
バンコクの路上にはスイーツを売る屋台もたくさん出ている
玄天上帝廟(バンコク)
扇風機の風を受けながら女性がぼんやりしていた
食堂だけれどエプロンをした女性が手にしていたのは包丁ではなかった
タイ料理は辛いというイメージがあるけれど、このような食堂で食べる料理は辛いことはあまりない
寧夏夜市(台北)
寧夏夜市には所狭しと屋台が並び、多種多様な食べ物が売られている
迪化街(台北)
この店に客が入ってこない理由のひとつは彼女の陰鬱な表情のせいなのかもしれない
水仙宮市場(台南)
タウナギの皮は思っている以上に伸びるのだ
台湾では全体的に料理の味付けが控えめな傾向があるから、キムチのような刺激的な味が新鮮なのかもしれない
鴨母寮市場(台南)
台湾の市場では果物の種類の多さと価格の安さに驚かされる
楽しそうに作られた餃子は、きっと美味しいに違いない
中華文化圏では餃子というと水餃子が主流で、焼き餃子はどちらかと言えば残り物を活用した料理のイメージらしい
その仕草と素敵な笑顔が、さらに僕の満足感を増してくれた
女性が手際よく肉圓を作るのを眺めていると、料理が運ばれてくるのを待つ時間があっという間に感じられた
台南(台湾)
テーブルに頬杖をついていた女性の目はしっかりと閉じられていて、どこか物憂げな表情が印象的だった
崇徳市場(台南)
手羽先を切る若者
丸い俎板の上で魚が次々とさばかれていた
花園夜市(台南)
蚵仔煎を作る男
中山区(台北)
女性が小さなお店でお菓子に囲まれて働いていた
築地市場(築地)
マグロの頭を捌く男
新橋(東京)
料理屋の入り口
トゥストラ・グティエレス(メキシコ)
小さな公園の小さなお店
ポロシャツ
僧侶
視線
公園
行商人
マンゴー