パーククローン花市場(バンコク)
女性は口を窄めながら店員と何やら親しげに会話を交わしていた
パーククローン花市場は花の市場となっているけれど、思いの外花以外を扱っているお店が多い
ランブータンが普通に売られているのを見ると南国にやって来たのだと実感する
クロントゥーイ市場(バンコク)
包丁を手にした女性たちが大量の鶏肉をさばいていた
包丁を手にした女性の目の前にカットされた果物が無造作に山積みになっていた
いつ終わるとも分からない、大量の野菜を品出しを考えたのか、女性は脱力感に苛まれていたようだ
つばの広い帽子、長袖のシャツ、首を隠すよだれ掛けのようなものがあれば日焼け対策は万全だ
陽気な女性にカメラを向けると、待ってましたと言わんばかりに両手でピースサインをしてくれた
タイは長い海岸線を持つ国であるものの、近海漁業が発達していないのだという
ミャンマーでは掃いて捨てるほど顔に塗っている人を見掛けたけれど、タイでタナカを塗っている人を見たのは初めてだった
バンコク(タイ)
多くの人が大きな荷物を持って、お目当てのソンテウがやって来るのをじっと待っていた
バンコクの日差しは強く、日傘を差して歩いている人も時折見かける
ソンテウ乗場は路地裏でターミナルと呼べる代物はなく、待合室のような場所も見当たらなかった
女性たちが大量の荷物とともにソンテウに乗っていた
女性にとってキャベツとニラは照れ隠しの小道具のようだった
ポーンプラープ区(バンコク)
ASEAN諸国の発展の裏にはエアコンという文明の利器の普及が欠かせなかったと思う
ワット・サケット(バンコク)
ワット・サケットのある黄金の丘と呼ばれる人工の丘を下りると、そこは工事現場だった
漆黒の喪服とカラフルな日傘と青空のコントラストが美しかった
プレーン・プートン通り(バンコク)
バンコクでは日本と違ってクリーニング屋とアイロンがけ屋は別の職業なのかもしれない
プラナコーン区(バンコク)
外食文化が進んでいるから、女性がひとりで外食する機会も多くなるに違いない
忙しそうに働いている人が多い路地を、買い物をするつもりのない僕が歩くのは働いている人の邪魔をしているような気がしてしまう
愛おしそうに抱えた鍋の中にはこの女性の朗らかさが煮詰まっているに違いない
チャイナタウン(バンコク)
車道の端っこを歩くと、歩きやすいし屋台の内側も見れて一石二鳥だ
もともとタイの文化では箸を使って物を食べるという習慣はないらしい
サムパッタウォン区(バンコク)
見まごうこと無い地元の人たちが、街角で井戸端会議を催していた
タイでナンプラーが造られ始めたのは1920年代のことで、それまでベトナムからヌクマムを輸入していたらしい
まるで精密機械を組み立てているかのように女性は真剣な表情でバナナに串を通していた
ガイドブックにも載っていないような小さな寺院で、人びとがお祭りか何かの準備作業をしていた
タイ語で魚のお粥と書かれた看板の横で女性が鍋を振るっていた
ワット・マンコン・カマラワート近くのチャイナタウンには中華食材を売っているお店が多い
中国本土だけで13億人もの人口があるのに、海外にもチャイナタウンがあるのだから一体地球全体で何人の中国系の人がいるのだろう
サンペーン市場(バンコク)
急ぎ足で歩く女性にとっては賑わう市場も単なる通り道で、購買意欲をそそられる場所ではないのだ
街角で新聞を読んでいる男性は多いけれど、女性が読んでいるのは珍しい
商品が並べられている訳でもなく、テーブルがある訳でもない謎の小屋があった
エアコンの付いていないバンコクの市バスの窓は全て開いている
ボウルやバケツが山積みになっていて、女性がひとりで洗っていた
女性は手慣れた手つきでジャックフルーツをカットしていた
女性が片手に持ったペットボトルの中身をすり鉢のようなものの中に注ぎ込んでいた
工場で紅一点の女性にカメラを向けると手を止めて僕に向かって微笑んでくれた
卵のような形をしたマンゴーはみずみずしく美味しそうだった
境内
好奇心
赤ちゃん
若い女性
三輪車
マネキン