クロントゥーイ市場(バンコク)
帽子をかぶって目立つオレンジ色のベストを着ている人たちはゴミの清掃人ではなく、クーリエだ
いつ終わるとも分からない、大量の野菜を品出しを考えたのか、女性は脱力感に苛まれていたようだ
オクラは名前からすると日本に昔からあるような気がするけれど、実はアフリカ北東部の原産だ
つばの広い帽子、長袖のシャツ、首を隠すよだれ掛けのようなものがあれば日焼け対策は万全だ
いろいろな豚肉の部位が並べられていて、天井からは豚足がぶら下げられていた
陽気な女性にカメラを向けると、待ってましたと言わんばかりに両手でピースサインをしてくれた
唐辛子が伝来するまでは、タイでは胡椒を今の唐辛子のように用いていたらしい
バンコクでも丸くて分厚い俎板を使っている人が多い
タイは長い海岸線を持つ国であるものの、近海漁業が発達していないのだという
プラーニンと呼ばれる魚はタイでは一般的な魚で、「プラー」は魚を意味し、「ニン」は日本の天皇のことを差しているのだという
テーブルが捌かれたばかりの新鮮な肉で埋め尽くされていたけれど、あまり蝿がいなかった
ミャンマーでは掃いて捨てるほど顔に塗っている人を見掛けたけれど、タイでタナカを塗っている人を見たのは初めてだった
朝からずっと肉を捌き続けた肉屋が午後にはもう疲れてしまっていても不思議ではない
クロントゥーイ市場はバンコク市民の胃袋を支える巨大な生鮮食品の市場だ
タイの食堂のテーブルには必ずプリック・ポンと呼ばれる粉唐辛子の瓶が置かれている
クロントゥーイ駅(バンコク)
東南アジアで地下鉄が走っている都市はシンガポールとクアラルンプール、マニラ、バンコクだけだ
ポーンプラープ区(バンコク)
タイで女性が正式に出家することは認められていない
トラックは世界最大の食品会社であるネスレの商品を配送していた
バンコク(タイ)
マスクをした若い男が図りの上に置いた容器に慎重に液体を足していた
バンコクには多くのコーヒー店があって、巨大資本のチェーン店もあるし、地元のコーヒーチェーン店もある
まるで時間が止まってしまったかのような路地で、唯一動いていたのはテーブルで書き物をしている女性の手だけだった
多くの人が大きな荷物を持って、お目当てのソンテウがやって来るのをじっと待っていた
バンコクの日差しは強く、日傘を差して歩いている人も時折見かける
ソンテウ乗場に停まっていたソンテウの荷台には、すでに大勢が乗り込んでいた
他のソンテウと違って、このトラックの荷台には屋根が備え付けられていなかった
バンコクでソンテウという乗り合いバスを利用する人は多い
ソンテウ乗場は路地裏でターミナルと呼べる代物はなく、待合室のような場所も見当たらなかった
キャンベルのスープ缶と紛らわしい配色の缶は、カーネーションという会社の缶入り牛乳だった
女性たちが大量の荷物とともにソンテウに乗っていた
女性にとってキャベツとニラは照れ隠しの小道具のようだった
若い女性が財布だけを片手に持って昼食を買い求めているのは、バンコクも東京と同じだった
それなりにバンコクの中心に位置しているはずエリアなのに喧騒とは無縁だった
料理人が動作をシンクロさせながら忙しそうに炒め物を作っていた
観光名所になっていないポーンプラープ区の路地の奥に、人気の食堂があった
セーンセープ運河沿いに建つ民家に干してあった洗濯物がはためいていた
ASEAN諸国の発展の裏にはエアコンという文明の利器の普及が欠かせなかったと思う
ワット・サケット(バンコク)
ワット・サケットのある黄金の丘と呼ばれる人工の丘を下りると、そこは工事現場だった
丘の真中と思われる場所に黄金の仏像が安置されていて、ひっきりなしに参拝客が訪れる
アユタヤ時代からあるワット・サケットの縁起はよく分からないらしい
日本と違ってタイの仏教寺院にはふんだんに黄金が用いられている
バンコクには高層ビルももちろん建っているのだけれど、ワット・サケットの周囲には近代的な高層ビルは建っていない
漆黒の喪服とカラフルな日傘と青空のコントラストが美しかった
バーン・バート(バンコク)
バーン・バートの路地で女性が托鉢用の鉢を叩いていた
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