クロントゥーイ市場で女性が腹を割いたカエルを売っていた

クロントゥーイ市場でカエルを売っていた女性
クロントゥーイ市場でカエルを売っていた女性
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大きなクロントゥーイ市場では見慣れた食材が売られていると同時に珍味もまた売られている。タイの人にとっては当たり前の食材であっても、日本人の僕にとっては珍しいものも売られている。歩いていて最初にびっくりしたのはタガメだった。一見するとゴキブリにしか見えず、ドキッとする。もっとも昆虫食の世界の先進国タイで、タガメは高級食材らしい。まあ僕は高級食材と言われてもタガメを食べたいとは思わないけれど。

次に驚いたのはカエルだった。この市場にはカエルの専門店があって、店先に大量のカエルが陳列されていた。日本でもカエル自体は珍しいものではないし、道路上で干からびているのを目にすることがあるけれど、スーパーマーケットで見たことは一度もない。しかしカエルの脚はフランス料理でも使われるし、中華料理にも使われる食材だ。そのため中華料理の影響を大きく受けているタイ料理でもカエルの肉を使った料理があっても不思議ではない。カエル料理は美味しいのかもしれない。けれど腹を割かれてテーブルに陳列されているカエルを眺めていても、食欲がふつふつと湧き上がってくることはなかった。

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ENGLISH
2020年3月 食べ物 タイ
バンコク 食材 カエル クロントゥーイ市場 包丁 市場 計量器

PHOTO DATA

No

11433

撮影年月

2019年9月

投稿日

2020年03月07日

更新日

2023年09月09日

撮影場所

バンコク / タイ

ジャンル

食物写真

カメラ

RICOH GR III

日本国外で撮影した写真とエッセイ

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