境内にある大きな狐の像のしっぽは屹立していた

ピンと立った狐の尾っぽ
東京の元赤坂にある豊川稲荷東京別院で撮影
似たような写真

元赤坂にある豊川稲荷は「稲荷」という名が付いていて、一見したところ神社のようにも思えるけれどれっきとした曹洞宗の仏教寺院だ。神社ではないので京都にある伏見稲荷の系列にはないものの、ご本尊は稲荷大神と同じとされる荼枳尼天(だきにてん)だ。お稲荷さんなのに仏閣でミスマッチな印象を受けるけれど、明治維新以前の神仏習合の名残なのだろう。

「お稲荷さん」だけに境内には沢山のが置かれている。本堂の前にも大きな狐の像があった。写真の狐像がそれだ。凛々しい狐の尻尾は太く、ピンと立てられている。まるで境内を守護するために周囲を警戒し続けているようだった。

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2016年7月 静物 東京
元赤坂 寺院

PHOTO DATA

No

9800

撮影年月

2016年4月

投稿日

2016年07月07日

更新日

2023年10月03日

撮影場所

元赤坂 / 東京

ジャンル

静物写真

カメラ

SIGMA DP2 MERRILL

日本国内で撮影した写真とエッセイ

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