肉屋のおじさんがぶら下げられた肉の間から僕を眺めていた
北にある台北と南にある高雄は350キロくらい離れているものの、高鐵に乗れば最短で90分で着いてしまう。日本でいうと東京と名古屋くらいの感覚なので、午前を高雄で過ごし、午後を台北で過ごすのも可能だ。僕も日本へのフライトに備え午後に台北に移動してきた。高雄の人は台北は都会で騒々しいと言っていたけれど、確かに台北の方が大勢の人が道を歩いている。
台北には何回か来ているので、気に入っているお店や場所があるものの、基本的にはやること・訪れる場所は高雄にいた時と変わらない。台北でも足を向けるのはローカル市場で、地元の人たちに紛れながら売られているものを眺める。注意力不足と言われればそれまでだけれど、高雄と台北で市場に売られているものに違いがあるのかどうかは分からなかった。同じような野菜が並んでいて、同じように肉がぶら下がっている。さばかれたばかりと思しき精肉が、冷房設備もないところに無造作に陳列されているのも同じだった。
| 2024年9月 人びと 台湾 | |
| 肉屋 肉 台北 |
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PHOTO DATA
No
12647
撮影年月
2024年3月
投稿日
2024年09月13日
撮影場所
台北 / 台湾
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
SONY ALPHA 7R V
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF
