男は肉屋だった。小さなお店の店先に腰を下ろして客が来るのを待っているのだった。傍らには木製の俎板があって、上には包丁が置いてあるのが見える。
ここでは、山羊は解体されるやいなや直ぐに店先に並べられて売られるのだった。寝かしたりする習慣はないのだ。もっとも保存しようにも冷凍設備がないから仕方が無いのだろう。ガランとした店の天井からは山羊の胴体がぶら下がっていた。そして、男の横にはさばいた後に残った山羊の頭が三つ転がっていた。
2011年12月 インド 人びと | |
ベルハンポル 肉屋 山羊 頭 肉 |
No
5987
撮影年月
2011年7月
投稿日
2011年12月13日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ベルハンポル / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
OLYMPUS PEN E-P2
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42MM