大國魂神社の大きな石造鳥居の下を傘を差した女性がくぐっていた

大國魂神社の大鳥居
東京の府中にある大國魂神社で撮影 ©オザワテツ
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旧甲州街道をトボトボ歩いてくると、通り沿いに建っていたビルがなくなり広々とした空間が現れた。開けた空間に木々が植えられていて公園のようにも見えるけれど、ここは公園ではない。神社の境内だ。高安寺から旧甲州街道を歩いてくると、大國魂神社という府中にある歴史ある大きな神社に辿り着く。

参道の入り口には、ここが神域であるのを誇示するように巨大な鳥居がそびえている。御影石製の鳥居としては日本で一番大きい鳥居で、重量は10トンもあるのだそうだ。地震で倒れたりでもしたら大変だ。通常の場合、鳥居の柱は固定されておらず、土台にある沓石という大きな石に作った穴に差し込んであるだけで、地震の振動を鳥居本体に伝えず逃すようになっている。この巨大な石造鳥居もそうなのだろうか。

昔からの免震構造で建てられている鳥居が地震などで倒れたという話はあまり耳にしないとはいえ、まったく倒れないわけではない。ちょっと調べてみると阪神大震災で倒れた石造鳥居もあるし、能登半島地震で倒れたものもあるし、淡路島地震で崩れてしまった鳥居もある。大國魂神社の大鳥居も倒れないという保証はどこにもないのだ。

この大きな石造鳥居が倒れるところを一度でも想像してしまうと、さっきまで何も考えずにくぐっていたのに、くぐる度に鳥居の案配が気になるようになってしまうのが厄介だ。

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2021年11月 町角 東京
府中 神社 鳥居

大國魂神社ってどこ?

PHOTO DATA

No

12095

撮影年月

2021年7月

投稿日

2021年11月19日

更新日

2021年11月24日

撮影場所

府中 / 東京

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS BATIS 2/40 CF

日本国内で撮影した写真とエッセイ

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