高安寺の古い山門の横に風車と水子地蔵がいくつも並んでいた

高安寺で回る水子地蔵の風車
高安寺の水子地蔵
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府中の旧甲州街道沿いに高安寺という寺院がある。地味であるにもかかわらず関わりのあった人物の名前を見ていると、日本の中世におけるビッグネームが何人も登場するのでびっくりしてしまう寺院だ。

まず登場するのは平安時代の人、藤原秀郷。東国の独立を標榜した平将門を追討した人物だ。なんでもこの高安寺の境内は藤原秀郷の居館だったところだという。鎌倉時代には義経と弁慶が立ち寄ったとされるし、南北朝時代には新田義貞が分倍河原の合戦の際にこの地に本陣を構えたという。

室町時代には室町幕府の初代将軍である足利尊氏が鎌倉にある建長寺の大徹禅師を開山として招き、臨済宗の禅寺に改めて再興されたのだそうだ。その後高安寺は室町幕府の庇護のもと、最盛期には塔頭と末寺を多く抱える大寺院となったという。

しかしながら今現在の高安寺には大寺院だっという威厳というか貫禄が感じられない。立派な山門や鐘楼が残っているものの、大伽藍という感じはしないのだ。沢山あった塔頭と末寺はすでに無く、境内に足を踏み入れた僕を迎え入れてくれたのはいくつも並んでいた水子地蔵風車だった。

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2021年11月 静物 東京
府中 地蔵 寺院 風車

日本国内で撮影した写真とエッセイ

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PHOTO DATA

No

12094

撮影年月

2021年7月

投稿日

2021年11月18日

更新日

2022年09月22日

撮影場所

府中 / 東京

ジャンル

静物写真

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS BATIS 2/40 CF

高安寺ってどこ?

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