広々とした空の下にともえ大橋は伸びていた

函館のともえ大橋
函館のともえ大橋
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地方都市に行くと栄えていた鉄道駅周辺がすっかり寂れている姿を目にすることも多い中、函館駅周辺も例外ではなかった。今でもホテルがあって、観光名所になっている朝市もあるものの、函館随一の繁華街というにはちょっと慎ましく、駅前にあった棒二森屋というデパートも大きな建物を残したまま閉店していて物寂しい。前身の洋品店時代を含めると、1869年から営業していた老舗のデパートも時代の流れには抗えなかったようだ。

もともと港町として発展してきた函館の中心は時代とともに変遷している。開港して最初に賑わったのは、幕末に造船所や外人居留地のあった場所に近い十字街付近。駅前に残滓のある棒二森屋も1930年代に移転するまでは十字街で営業していたという。今ではレトロな町並みが観光資源になっていて、旧函館区公会堂や金森赤レンガ倉庫があるのもこのエリアだ。それが時代とともに函館駅付近に移り、さらには五稜郭付近、美原付近に移っている。港からどんどん離れて、人口の重心は北に向かって移動しているのだ。

函館駅のすぐ近くにあるともえ大橋は、物流の円滑化と函館駅周辺の混雑を回避するために架けられたようだけれど、駅付近の寂れ具合を目の当たりにするとよそ者には要らなかったようにも思えてしまう。

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2022年9月 北海道 町角
函館
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PHOTO DATA

No

12366

撮影年月

2022年6月

投稿日

2022年09月06日

撮影場所

函館 / 北海道

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS LOXIA 2/35

ともえ大橋ってどこ?

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