バゴーで歩いていた道は舗装されておらず、砂利道だった。緩やかに傾斜している道はバゴー川に架かる橋に向かって続いている。日差しは容赦なく路面を照らしていた。道の両脇には商店が並んでいて、どの店先にも強い日差しを避けるためのパラソルが立てられていた。日差しを受けて、パラソルはくっきりとした影をあちらこちらに作り出していた。このような日差しが続けば、舗装されていない道はかなり埃っぽくなってしまうに違いない。しかしながら、この時はまだ地面はそれほど埃っぽくなってはいなかった。
橋の方に向かって歩いていた。バイクが横を通り過ぎていく。でも、ここで働いている人たちは暇ではないようで、異邦人がのんきに歩いていても気に留めるひとはいなかった。道の先の青空には猛々しい雲が浮かんでいる。あの雲がこちらに来てくれれば、ちょっとは涼しくなるかもしれない。でも、それと同時に激しい降雨ももたらしてしまうかもしれないけれど。
2019年8月 町角 ミャンマー | |
バゴー 雲 砂利道 バイク 影 空 傘 |
No
11146
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年08月15日
更新日
2023年11月11日
撮影場所
バゴー / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA