メークロンとバーンレームを結ぶメークロン線には13の駅がある。どれもこれも小さな集落の近くに設けられた小さな駅だ。列車が停まっても、乗り降りする乗客の姿はほとんどない。メークロン線はどこからどう見てもドル箱路線ではなかった。こんな状況で商売が成り立っているのか心配になってしまう。営業係数はどれくらいなのだろう。まあ、この路線は国鉄だからあまり採算性などは考えていないのかもしれないけれど。
そんなことを考えているうちに、列車はまたしても駅に着いた。やはり小さな駅だ。車窓から身を乗り出して見渡しても、乗降客の姿はあまりない。その上、駅舎というものさえ無かった。この駅も無人駅のようだ。線路の脇にトタン屋根の小屋が立っていて、強いて言うならこれが駅舎になるのだろう。そこら辺のバス停と同じような趣だった。小屋の軒先には小さな古ぼけた看板がぶら下がっている。それによると、この小さな停車場はバーンクラチョというらしい。
2018年7月 町角 タイ | |
メークロン線 看板 駅 |
No
10658
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年07月22日
更新日
2024年02月07日
撮影場所
メークロン線 / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA