薄暗いメークロン駅の構内に屋台が出ていた
意気揚々とメークロン駅で停車中の列車に乗り込んだものの、出発時間はまだだった。定刻通りに出発するとしても、発車までは時間がある。僕はガラガラの車内に腰を下ろして、静かに出発時間が来るのを待っていた。車窓のすぐ外には屋台が出ているのが見えた。薄暗い駅舎の中で商売をしているのだ。看板には色々とタイ語で書かれているのと並んで、英語でも少し書いてある。それによると、ここは麺類を出す屋台のようだ。牛肉、豚肉、鶏肉の麺の三種類の麺があると書いてある。
屋台の前には幾つかテーブルが並べられていて、客が就いている。看板の一部をわざわざ英語で書くくらいだから、この列車を目当てにやって来た外国からの観光客を取り込みたいのだろうけれど、残念ながらそれが上手く行っているとは思えなかった。テーブルに就いている人びとはみな地元の人のように見える。いずれにしても、屋台の中にいる男は忙しそうに麺を茹でているし、スタッフである女性は忙しそうに出来上がった麺を客の元に運んでいた。
| 2018年7月 町角 タイ | |
| 食べ物の屋台 メークロン メークロン線 駅 |
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PHOTO DATA
No
10656
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年07月20日
更新日
2024年02月07日
撮影場所
メークロン / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA
