市場の中の生鮮食品売り場へと進んでいった。通りに面した廊下とは違って、こちらは騒々しい。ミョーマ市場は市場全体が賑わっているわけではなくて、場所によるのだ。生鮮食品売り場では人びとが忙しそうに働いている。ここには椅子に腰掛けてぼんやりしているような人はいない。活気があるのだ。写真の三人もそのような雰囲気の場所で忙しそうに働いていた。
周囲には大蒜が散乱していた。三人が働いているのは大蒜販売店のようだ。ミャンマーで市場をウロウロすると、しばしば大蒜を売っているお店に遭遇する。それだけミャンマーにおける大蒜の消費量が多いのだろう。調べてみると、ミャンマーの大蒜の生産量は世界第10位らしい。散乱している大蒜はどれもこれも真っ白で新鮮に見える。三人は黙々と大蒜の皮を剥いていた。あまりに大量にあるので、ひとつひとつ剥いていくようなことはしない。笊を使って効率的に剥いていた。
ちなみに、日本では2月29日が「にんにくの日」とされている。4年に一度しかやってこない貴重な記念日だ。
2019年6月 ミャンマー 人びと | |
ニンニク 市場 タニン 三人組 |
No
11064
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年06月22日
更新日
2020年01月16日
撮影場所
タニン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA