ミャンマーの北隣には中国が居座っていて、西隣にはインド亜大陸が広がっている。そのような地理関係の中にあるミャンマーの料理は双方の影響をかなり受けている。主菜のお米と一緒に副菜として食すのはヒンと呼ばれるカレーのような料理だ。そして、中国人と同じように麺類も好む。
WIKIPEDIAによると、影響を与えているのは中国文化とインド文化ばかりではなく、シャン族やモン族の影響も見られると言うけれど、いかんせん僕にはよくわからない。そもそもシャン族とモン族の食文化と言われてもピンと来ないのだから仕方がない。
タニンの市場を歩き回っていると、分かりやすく中国文化の影響を受けたものを見つけた。通路の真ん中に女性が腰を下ろしていて、目の前のトレイの上には粽が並べられていたのだ。日本で売られている粽と違って、ミャンマーの粽には熟したバナナとココナッツが入っていると言う。けれど、この女性が売っていた粽もそうなのかは買わなかったから分からない。
No
11022
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年05月22日
撮影場所
タニン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA