ムンバイの市場を歩いていて、意外と野菜の種類が限られているように感じた一方で、どこの市場でも目立って大量に売られていたのがニンニクだ。インドが中国に次ぐ世界第2位の生産量を誇るというのも納得だ。訪れた市場でも例外なく、ニンニクが山積みにされていた。
興味深かったのは、インドのニンニクは日本のものと比べると小ぶりで、玉ごと売られることはなく、必ず房に分けられていることだ。そのため、ニンニクを扱うお店では、店員が手際よくニンニクをバラしていた。小さな房が積み上げられる光景は独特で、ニンニクの香りが市場の空気にしっかりと溶け込んでいた。
ふと視線を移すと、そんな忙しなく働く店員の横で、猫がひとり(いや、一匹)悠々自適にのんびりしている。働く人々の喧騒と猫の静けさが同居する光景は、普遍的な市場の風景なのかもしれない。
2025年1月 動物 インド | |
猫 ニンニク 市場 ムンバイ |
No
12777
撮影年月
2024年5月
投稿日
2025年01月26日
撮影場所
ムンバイ / インド
ジャンル
動物写真
カメラ
SONY ALPHA 7R V
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF